追い風の参考記録としては、今年6月に多田修平選手がマークしていた9秒台。正真正銘の公認記録としては初めてだけにビッグニュースですね。
ケンブリッジ飛鳥選手、サニブラウン・ハキーム選手ら強豪がひしめく男子陸上短距離界は、8月に行われた400メートルリレーで銅メダルを獲得するなど、記録更新の気運が高まっていただけに、ようやくかたちとなったという感じです。

先を越されたライバル達も競争心に火がつき、お互いの切磋琢磨で更なるレベルアップがされれば言うことなしです。
10秒台という一つの壁が崩れ、日本の陸上界にとって新時代の幕開けだと思います。
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